ラビット通信 2025年8月号 ”夏”補聴器ケア
2025年8月号
夏の補聴器ケア 3つのポイント
1.補聴器を水から守りましょう
補聴器には高度な防水機能が付いています。特に最近では皆様の汗の量が、年々増加傾向にあります。それに伴い毎年出る補聴器も生活防水のIP68という規定を超える防水機能を付けているタイプも出ています。
精密機械であることに変わりはなく、なるべく避けて頂ければと思います。
日焼け止めや虫よけは、補聴器を装用する前にご使用ください。
ただこの話をすると「汗を掻くから補聴器を守るために、夏は補聴器を付けない。」と極端なお話になることがあります。
それでは、「ご自身の耳の機能を守る」耳の神経を動かしておくために、聞こえを守ることは出来なくなります。
難しいところです。でも身体は買い替えることが出来ませんが、補聴器は買い替えることが出来ます。きちんと使用して耳の機能を守りながら、補聴器に汗がついたら、乾いた布で拭く。精密機械用乾燥剤を切らさないようにすることで補聴器を守って頂くと良いと思います。
2.高温多湿の場所(車内)に補聴器を置かないようにしましょう
車に充電器を置き忘れてしまう、炎天下の中に置いておくなどしてしまうと機械が熱くなってしまいます。
機械が高温にさらされると外見ではわからなくても中の機械がダメージを受けることがあります。これは補聴器だけでなく携帯電話などにも言える事ですが気を付けて下さい。
充電器を家から持ち出さなければ、補聴器を耳に装着しているだけです。避けて頂けることかなと思います。
3.乾燥ケースや補聴器用乾燥器を活用しましょう
乾燥剤がいつの間にかなくなっている方も良くお見掛けします。たまに乾燥剤の色を確認して頂けると良いと思います。
わからなければ、お店にお持ちください。拝見させていただきます。
ちなみにお菓子や食品に入っている乾燥剤と精密機械用の乾燥剤は用途が違いますので精密機械用でお願いします。
以上3つのポイントです。
ようするに 汗で濡れたら拭いて、乾燥剤を入れて置くだけです。
よろしくお願い致します。補聴器からのお願いでした。