ラビット通信 2026年6月号
2026年6月号
こんにちは、梅雨はどこかな?という6月ですが、6月6日は「補聴器の日」です!皆様、聞いたことはありませんか?「6」という数字が、耳の形に似ていることから制定されました。ちなみに「ロロくん」という、象をモチーフにした可愛いマスコットキャラクターもいるんですよ。

日本補聴器協会キャラクター ロロくん
日本にはこういった記念日が多いですよね。有名なところでは、平賀源内が仕掛けた「土用の丑の日」や、チョコレート業界が発祥といわれる「バレンタインデー」などが成功例でしょうか。「意味があるのかな?」と思いつつも、この日をきっかけに補聴器について考え、ご自身の耳をいたわる日にしていただければ幸いです。補聴器の進化と、私の仕事思えば15年ほど前は、ドライバーでカチカチと調整していたアナログ補聴器でした。それがワイヤレスになり、パソコンで調整するようになり、10年前には人工知能が入り、そして一昨年からは最新のAIがデータを見ながら自動補正してくれるまでになりました。進化のスピードを見ていると、「自動調整がすべて補聴器だけで完結する日も近いのかな」と感じます。「そうなったら、私の仕事は耳型を採るだけになってしまうのかな?」なんて、ふと考えてしまうこともあります。遠隔操作の便利さと、顔が見えない寂しさ現在、地方などで近くに専門店がない方のために、パソコンを通じて遠隔で補聴器を調整する技術もあります。しかし、周辺機器の設定や説明がうまく伝わらず、苦労されている方の話をよく耳にします。
技術の進化は素晴らしいことですが、画面越しだけになって皆様の「お顔」が見えなくなるのは、やっぱりどこか寂しいものです。 何事も、良いところだけではありませんね。だからこそ私は、生活の中に上手に新しい技術を取り込んでいきたいと考えています。皆様が補聴器を道具としてうまく生活に馴染ませ、生活のクオリティ(質)を上げていただけるよう、これからもお一人おひとりの顔を見ながら、日々精進してまいります。

